スマホを使う方にとっては必須のコミュニケーションツールであるLINE。だからこそ、日々のセキュリティ・安全性には気を配りたいものです。
あなたのその設定だと、実は個人情報が抜き取られているかも?確認しておきましょう!
スマートフォンでLINEアプリを起動し、ホーム画面を表示しておきます。
以下記述の「設定」は右上のネジのマークのところです。
設定→プライバシー管理→パスコードロック
スマホを開く時にパスワードを入力していると思いますが、LINEを開く時にもパスコードを設定することができます。
LINEを他の人に見られたくない人は設定しておくと良いでしょう。
設定→プライバシー管理→IDによる友だち追加を許可
オフにしておくのがお勧め。
LINE IDを設定している方は、IDさえ知っていれば誰でも検索して友だち追加できてしまいます。誰かに検索してほしい時だけオンにしておくとよいでしょう。
設定→プライバシー管理→メッセージ受信拒否
友だち登録していない相手からのメッセージを受信するかどうかの設定です。
オンにしておくと友達登録していない相手からはメッセージが来なくなります。
設定→プライバシー管理→LetterSealing
メッセージを暗号化するための仕組みです。オンにしておきましょう。
受信する当事者以外は内容を確認することができなくなります。
相手の前に経由する会社からはメッセージの内容を確認できなくなります。
一度オンにしたらオフには出来ません。
設定→プライバシー管理→QRコードを更新
例えば以前送った自分のQRコードを誰かに読み取られるようなリスクに対して、QRコード自体を更新する機能です。
名刺にQRコードを載せている方などは更新してしまうと、以前のQRコードが使えなくなるので注意が必要です。
設定→プライバシー管理→アプリからの情報アクセス
外部アプリからLINEにアクセスを許可をするかしないかの設定です。
ゲームアプリの例えばランキングに友達の名前やアイコンが表示されているような場合はLINEの情報が使われています。
ただし、LINEツムツムやポコポコはLINEの連動アプリのため、こちらには該当しません。
設定→プライバシー管理→情報の提供→コミュニケーション関連情報
LINEのコミュニケーションに関する情報をLINE側に送信する設定。不正利用の防止やサービスの改善に使われるようですが、オフでよいでしょう。
設定→プライバシー管理→情報の提供→位置情報の取得を許可
オフにしておいても、現在地共有などの設定は利用できるのでオフでよいでしょう。
設定→プライバシー管理→情報の提供→LINE Beacon
自分の位置情報から近い位置の店舗のクーポン情報やセール情報が送られてくる仕組みです。自分の位置情報を知られてしまうのでオフでよいでしょう。
設定→プライバシー管理→情報の提供→情報の削除
LINEにすでに提供されてしまっている情報を削除することができます。
気になる方は、試してみてください。
設定→アカウント→ログイン許可
パソコンやiPadでもLINEを利用できるようになるための設定。
スマホ以外でもログインする方はオン、それ以外の方はオフにします。
設定→アカウント→パスワードでログイン
「ログイン許可」をオンにした場合に、パスワードでログインできるかどうかの設定。
パスワードが漏洩した場合などに不正使用されないように、オフがお勧め。
オフでもQRコードの読み取りなどの方法で他端末からログインすることはできます。
設定→プライバシー管理→広告の設定
利用している人の興味に基づいた広告を表示させたくない場合は全てオフにしておきましょう。
設定→プライバシー管理→文字認識用の写真の提供を許可
トーク画面やアバター作成で使用した顔写真をLINEが収集するのを許可するかどうかの設定です。
AI技術の向上のためとのことですが、許可しないにしておいてよいでしょう。
設定→友だち→友だち自動追加
自分の連絡先・電話帳に含まれている相手を自動でLINEの友だちに追加する機能。
オンにすると自分の友だちが勝手に増えてしまいます。
オフがおすすめ。
設定→友だち→友だちへの追加を許可
相手の電話帳に自分の電話番号が登録されている場合、相手が勝手に友だち追加できてしまう機能。オンにすると知らせたくない相手に自分のLINEアカウントが知られてしまいます。オフがおすすめ。
設定→通知→メッセージ内容を表示
相手からメッセージが来た時のプッシュ通知で画面上にメッセージ内容を表示したくない場合はオフにしておきましょう。
いかがだったでしょうか。
たくさんの設定がありますが、アプリが更新されると設定も更新されてしまうことがありますので、定期的に確認することをお薦めします。