Windowsのバージョンを確認しよう
今日(2023年5月17日)現在、Microsoftでサポート対象としているオペレーティングシステムは、Windows10とWindows11です。
Windows8.1は、昨年末でサポートが終了となりました。
さて、このWindows10とWindows11ですが、さらに細かくバージョンがあるのはご存じですか?
例えば、Windows10について言えば、2015年にリリースされてから、だいたい年2回のペースで累計13回の大型バージョンアップが施されてきました。
細かいバージョンアップは、だいたい月に1度。緊急性のあるものは随時更新されます。
リリースした当時のままではなく、利便性を高めたり脆弱性に対応したりと、内部の改善がされているのです。
13回もバージョンアップされているということは、同じWindows10でも14種類あります。
Microsoftは、最新のものを使うことを推奨していますので、古いバージョンのものはサポートを終了します。
Windows Updateという機能を使って更新がされますので、基本的には最新のものとなっているはずですが、一度確認されてみてもいいのではないでしょうか。
ここでは、Windows10を例にご説明します。
Windows10のバージョン確認方法
バージョン確認方法はいくつかありますが、どのバージョンでも使える確認方法は以下の通りです。
- 「Windowsキー」を押しながら「R」を押して「ファイル名を指定して実行」を起動
- 「winver」と入力して「OK」をクリック
バージョン情報の画面が開きます。
ここで表示されているバージョンが、今お使いのWindows10のバージョンです。
バージョンごとに5桁のビルド番号も割り当てられます。
細かいバージョンアップがされるごとに、ビルド番号のドットより後の番号が変わります。
Windows10の歴代バージョン
以下が、今までのリリースされたWindows10のバージョンです。
今日現在サポート対象となっているのは、「21H2」、「22H2」の2種類です。
バージョン | ビルド | 名前 | リリース | サポート期限 |
10.0 | 10240 | リリースバージョン | 2015年7月29日 | サポート終了 |
1511 | 10586 | November Update | 2015年11月12日 | サポート終了 |
1607 | 14393 | Anniversary Update | 2016年8月02日 | サポート終了 |
1703 | 15063 | Creators Update | 2017年4月11日 | サポート終了 |
1709 | 16299 | Fall Creators Update | 2017年10月17日 | サポート終了 |
1803 | 17134 | April 2018 Update | 2018年4月30日 | サポート終了 |
1809 | 17763 | October 2018 Update | 2018年10月02日 | サポート終了 |
1903 | 18362 | May 2019 Update | 2019年5月21日 | サポート終了 |
1909 | 18363 | November 2019 Update | 2019年11月12日 | サポート終了 |
2004 | 19041 | May 2020 Update | 2020年5月27日 | サポート終了 |
20H2 | 19042 | October 2020 Update | 2020年10月20日 | サポート終了 |
21H1 | 19043 | May 2021 Update | 2021年5月18日 | サポート終了 |
21H2 | 19044 | November 2021 Update | 2021年11月16日 | 2023年6月13日 |
22H2 | 19045 | 2022 Update | 2022年10月18日 | 2025年10月14日 |
ご自身のパソコンのWindows10が、サポート対象のものになっているか、確認してみてくださいね。
サポートが終了しているバージョンの場合は、Windows Updateなどで最新バージョンにすることをお勧めします。
ただし、職場でお使いのパソコンでは、社内で使用バージョンを揃えるなどの対応がされていることがあります。
自己判断でバージョンアップしようとせず、システムご担当の方に確認をしましょう。