Windowsパソコンのキーボードには「Print Screen / Sys Rq」キーというものがあります。キーボードの右上の辺りに見付かるはずです。
(表記が「Prt Sc」となっている場合や、「Sys Rq」の表記がないパソコンも、近年では増えてきています。)
これは一体なにに使うのでしょうか。
「Print Screen」キー
そのまま、プリントスクリーンキーと呼びます。
今現在、パソコンの画面上に映し出されているものを、画像として記録します。
記録したデータは、文字をコピペする時と同様にクリップボードに保存されます。
WordやExcelなどのソフトで貼り付けをすると、画像として挿入できます。
パソコン画面についてのマニュアルなどを作る時に使えますね。
Altキーを押しながらPrint Screenキーを押すと、今アクティブになっているウインドウを記録します。
複数のウインドウを使っている時は、Altキーと合わせて使いましょう。
「Sys Rq」キー
システムリクエストキーやシスリクキーと呼びます。
システムに対して、何かしらの要求を出す時に使うキーです。
パソコンがフリーズしてしまった時や、プログラミングで無限ループしてしまった時などに、一時的に回避するために使います。
しかし、Windows10ではこのキーは機能しません。
Windows以外のオペレーティングシステムでは、使用されることもあります。
機能しなくなったために、キーボード上から姿を消しつつあるのかもしれません。
キーボードは文字入力だけではなく、様々な機能を備えたものです。
代表的なものがショートカットキーで、Ctrlキーと他のキーを使ってコピーや貼り付けをするものがあります。
キーボードを有効的に使えば、作業効率も大幅にアップできますね。