スマホの充電用にモバイルバッテリーを持ち歩いている方も多いと思います。
外出時でも充電ができるので非常に便利なツールです。
でも、いざ充電しようとして、モバイルバッテリー自体が充電されていないことに気付いた時の絶望感は相当なものですよね。スマホと同様、こまめに充電をしましょう。
閑話休題。
さて、ニュースなどで「モバイルバッテリーが発火した」というのを見たことはありませんか？
モバイルバッテリーの多くは、リチウムイオン電池を内蔵しています。
リチウムイオン電池は、可燃性の液体が入っており、非常に熱に弱いのです。
一般的には、45度以下の環境で使用・保管することが推奨されています。
このため、夏の炎天下の車の中に置いておくと、高温になり、膨張したり発火したりしてしまうことがあるのです。
このリチウムイオン電池、その他のバッテリーとしても使われていて、パソコンのバッテリーにも使われています。
バッテリーを取り付けた状態で、高温になる場所に放置することはお勧めできません。
バッテリーを取り外せるものもありますが、パソコン内部は精密部品だらけですから、それらへの影響も考えられます。
どうしても車内に置いておかなければいけない時は、窓にサンシェードをするなど室内温度が上がりにくい工夫をしましょう。
保冷バッグに入れておくのも効果があります。
ただし、保冷剤は入れてはいけません。バッグの中が結露してしまうためです。
いずれにしても、長時間置いておくことがないようにしましょう。
その他にも、携帯用の扇風機やワイヤレスイヤホン、電子タバコなど、充電して使うものにはリチウムイオン電池が使われているといっても過言ではありません。
車に乗った時に、ついダッシュボードに置いてそのまま…ということがないよう気を付けましょう。
毎日暑い日が続いています。
熱中症にならないよう十分注意するとともに、お気に入りの電子機器が壊れてしまうことのないよう対策しましょう。
