COUNT関数とCOUNTA関数の違い

Excel

COUNT関数とCOUNTA関数

エクセルのCOUNT関数とCOUNTA関数の違いはご存知でしょうか?
両方ともセルの個数を数える関数なのですが、この2つの関数には違いがあります。

COUNT関数▶数値が入力されたセルの個数を数える

COUNTA関数▶数値または文字列が入力されたセルの個数を数える

例を見ながら確認してみましょう。

COUNT(カウント)関数は数値だけを数える!

数値が入力されたセルの個数を数えるCOUNT関数。次のように入力します。

=COUNT(数えたい範囲)

例えばこのような表の時、COUNT関数では数値だけを数えるので、「割引」が数値で入力されたセルだけを数えます。
文字列で「キャンセル」と入力したセルは数えません。

COUNTA(カウントエー)関数は数値も文字列も数える!

数値または文字列が入力されたセルの個数を数えるCOUNTA関数。次のように入力します。

=COUNTA(数えたい範囲)

さっきと同じ表でCOUNTA関数を入力してみましょう。

COUNTA関数は空白以外(文字など)のセルの個数を数えます。
文字列などの数値以外の個数もカウントしたい場合はこちらを使用するといいですね。
COUNTA関数は、スペースも文字として数えてしまうので注意してくださいね。

まとめ

COUNT関数は数値が入っているセルの個数を数える関数になります。

COUNTA関数は空白以外(文字など)のセルの個数を数える関数になります。
COUNTAのAはCount Allということで文字や数字などすべて数えると覚えるといいと思います。